旭川信用金庫 緑が丘支店 越後 将司さん2

 

 

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—お仕事内容について教えてください。具体的にどんなことをやっていますか?

「渉外係として、個人のお客さまに対しては預金のセールス、保険の販売、投資信託の販売。その他に住宅ローン、車、教育ローンなどもあります。会社に対しては、主に会社への貸し付け業務ですね。今まで取引があったところにも行きますし、飛び込みで行く場合もあります。」

 

—担当地区はどの辺りですか?

「僕の担当は、旭川市緑が丘、旭神と神楽岡の一部です。

 

—平均的なお仕事の流れは?

「8:00ごろ出社して、朝9:30を目処に外に出て行くことを目標にしています。それまでに、一日の予定を決めて、持っていく資料を準備します。12:00くらいに一度戻ってきて、午前中の活動の整理と午後行くところの見直しをして、13:00過ぎくらいにもう一度出て行くという感じです。帰ってくるのは16:00を目安に。それ以降は、一日の活動の内容をまとめたり、明日回る先を考えたり。」

 

—人と接することの多い仕事だと思いますが、普段気をつけていることはなんですか?

「気をつけていることは、礼儀です。お客さんにもよる部分はあるんですが。僕はあまり話すタイプじゃないので、話を聞きながら情報を得て、何かできないかな?って考えています。」

 

—今お仕事をしていて、やりがいを感じる部分は?

「こちら側の提案と、お客さんの要望がうまく商談に結びついた時です。それから、お客さんが頼ってきてくれたときですね。」

 

—入社してからのサポートはどうでしたか?

「研修で教わる部分もあるんですが、実際に働いて吸収する部分が多かったですね。聞きやすい上司の方に聞いたりもしました。」

 

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—大学ではどんな勉強をしていたんですか?

「経済学部でした。先輩、仲間はほとんどが金融関係で仕事をしています。大学に入った時は銀行員になるとは思っていなかったんですが、勉強しているうちに金融関係の仕事に就きたいなと。就職活動をするあたって北海道に戻ってきたいという思いがあったので、北海道の企業を中心に応募していたところ、運良く旭川で就職できました。」

 

—戻ってこようと思った理由はなんですか?

「大学生の時に住んでいたのは群馬県の高崎市で、旭川と似たような人口の街でした。でも、向こうで生活していると窮屈な感じがしたんです。建物や道路が狭いなぁ、と。こっちだと土地が広いですよね。関東圏は便利ですが、そこで働こうとは思わなかったです。」

 

—大学で本州に出ていく人は多いと思います。若い人が戻ってきてくれてうれしいです。

「中学校の友達はほどんど地元に残っています。高校の同級生でも何人か、こっちに戻ってきてる人もいます。それから、同期に高校、大学と一緒で、今会社も一緒って言う友達がいますね。仲が良かったのでグループも一緒で(笑)」

 

—すごいですね(笑)

「狭い街なので、こういうこともありますよね。それに、つながりもできやすいですし。人脈がすぐつくれるっていうのは、仕事の人付き合いっていう面ではいいところかなと思いますね。ただ、狭さ故に知られたくないことも知ってしまうっていう部分もあります(笑)」

 

 

 

 「どうせ雪と暮らすなら楽しんだ方がいい」

 

—お休みの日はどんな過ごし方をしていますか?

「ウィンタースポーツをやっています。前からスキーはしていたんですけど、どうせ雪と暮らすなら楽しんだ方がいいかなと思って。スキーはクロスカントリーですね。会社に部活動としてスキー部があって、10人くらい部員がいます。

 旭川信金って、実は色んな部活があるんですよね。野球、サッカー、スキー、テニス、バスケット。山岳部もありますね。夏はサッカー部で、社会人サッカーのリーグ戦にでたりもしています。これは非公認ですがフットサルサークルもあります。」

 

—なんだか楽しそうですね!

「部活動が多いので、支店のつながりや同期のつながり意外にも接点ができて、仕事で困った時に助けてくれる存在にもなります。すごくフレンドリーな会社だと思いますね。」

 

 

 「地域行事のお手伝い」

 

—地域の方々と関わる機会はありますか?

「近くの駐車場で行うお祭りや、緑が丘にある大きな老人ホームのお祭りもお手伝いしていますね。知っている友達のお母さんやお兄ちゃんにあったり、久々に再開することもありますね。普段から接しているお客さんでも、仕事で会う時とイベントで会う時とは感覚が違ってくるので、話しやすくなりますね。」

 

—どの支店も地域行事には参加しているのでしょうか?

「支店ごとによって、手伝う頻度が全然違うんです。一番多いのは銀座通り商店街ですね。行事がたくさんあるので。昔からどの支店も地域のイベントを手伝っているはずです。」

 

 

「一人ひとつの地元」

 

—地元で暮らす上でのメリットはどういうところでしょうか?

「ずっと暮らしていくなかでは、両親が近くにいるとすごく助かると思うんです。それから、休日の過ごし方でも、昔から知っている友達がいるとリフレッシュできて、仕事にも少なからずいい影響があるのではと思います。

 

—地元愛を育てるのって、なかなか難しいですよね?

 そうですね。高校生まで、は地元を好きではなかったんです。でも大人になって、結婚して子育てをする上では住みやすい町なんじゃないかなと思います。就職活動の時に子どものことまで考えられる人はいないと思うんですけど、長い目で見れば絶対いいんじゃないかって。地元って一人ひとつしかないですしね。今思えば、地元で働くことができてよかったです。

 

 

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—樋口さん、ありがとうございました。